2026年6月12日(金)、京セラドーム大阪にて開催された日本生命セ・パ交流戦、オリックス・バファローズ対阪神タイガースの第1回戦は、阪神が1-2で惜敗した。
関西ダービーの第1ラウンド、先発マウンドには中5日で村上が上がった。しかし立ち上がり、相手の西川と紅林に連続してソロホームランを浴び、初回に2点を先制される苦しい展開となってしまう。
それでも打線は食らいつく。2回に佐藤輝の安打と前川の死球でチャンスを作り、3回にも2死満塁と攻め立てたが、相手の好守備に阻まれ得点には結びつかなかった。
村上は2回以降、イニングが進むごとに本来の安定感を取り戻し、走者を出しても併殺打に打ち取るなど追加点を許さない。この粘り強い投球に打線が応えたのは5回表。2死から中野がセンター前、森下がライト前へと連打を放ち、佐藤輝がフルカウントから四球を選んで満塁のチャンスを作る。ここで5番・大山が押し出し四球を選び、1-2と1点差に詰め寄った。
村上はその後も6回、7回を無失点に抑え、初回以外は文句なしの好投で試合を作った。8回は2番手の木下が三者凡退に抑え、1点差のまま最終回へ望みをつなぐ。9回表、代打として俊足の福島、長打力のある嶋村を送り込む勝負に出たが、不発に終わりゲームセット。1点差の緊迫したゲームをものにすることはできなかった。
セ・リーグ首位の巨人を0.5ゲーム差で追う2位の阪神だが、交流戦ではここまで8位と我慢の戦いが続いている。しかし、初回の失点以降を無失点に抑えた村上の投球と、終盤まで粘り強く戦い抜いたチームの姿は決して悲観するものではない。明日の第2戦は、苦しい時に頼りになるセ・リーグ最強左腕・高橋が先発予定だ。再びチームを救う快投で、関西ダービーの勝利をもぎ取ってくれるだろう。
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カード頭を任された先発・村上は、初回に西川と紅林に痛恨の連続被弾を許した。しかし、そこからの修正能力こそが彼の真骨頂であった。2回以降は低めに球を集め、4回には2つの三振を奪って三者凡退に仕留めるなど、完全に立ち直った姿を披露。結果的に7回を投げ抜き、球数111球、5安打5奪三振の内容でマウンドを降りた。援護に恵まれず敗戦投手にはなったものの、イニングを重ねるごとに凄みを増したその投球は、今後の過酷なペナントレースを戦い抜く上で、投手陣の確かな支柱であることを改めて証明した。

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