電子契約や電子文書に「いつ作成されたか」「いつ改ざんされていないと確認されたか」を証明する仕組みがあることをご存じでしょうか。2026年7月9日発行の官報(第1744号)に、この仕組みを支える「指定調査機関」の指定更新に関する告示が掲載されました。普段目にすることのない制度ですが、私たちが日常的に使う電子契約サービスの信頼性を裏側で支えている仕組みです。
官報に載った「時刻認証業務」の指定調査機関更新
総務省は2026年7月9日付の官報告示で、時刻認証業務の認定に関する規程にもとづき、次の指定調査機関について指定を更新したことを公示しました。
- 指定調査機関の名称:一般財団法人日本データ通信協会
- 住所・事務所所在地:東京都豊島区巣鴨二丁目十一番一号
- 調査等及び確認の範囲:時刻認証業務の認定に関する規程に定める調査等及び確認の全部
- 指定の更新年月日:2026年6月24日
告示の発出者は総務大臣・林芳正氏です。
「時刻認証業務」とは何をしているのか
時刻認証業務とは、電子文書がある特定の時刻に確かに存在し、それ以降改ざんされていないことを証明する業務のことです。電子契約や電子申請、特許の出願証明など、「いつ」という事実が法的な意味を持つ場面で使われています。
総務省は、この時刻認証業務を行う事業者を「認定」する制度を設けており、その認定審査の際に、事業者の設備や運用体制が基準を満たしているかどうかを実際に調べる役割を担うのが「指定調査機関」です。いわば、認定制度そのものを技術面から支える「審査の実務担当」にあたります。
【コラム】私たちの生活とタイムスタンプ
時刻認証(タイムスタンプ)は、契約書の電子化だけでなく、特許の出願日を証明する場面や、会計帳簿の電子保存(電子帳簿保存法)でも使われています。紙の書類なら「消印」や「受付印」が果たしていた役割を、電子データの世界では暗号技術を使ったタイムスタンプが担っている、とイメージすると分かりやすいかもしれません。
リファレンス
※本記事はAIを活用して作成し、編集部が公的機関の発表などの一次情報にもとづいて事実確認を行っています。詳しくは編集方針・AI利用ポリシーをご覧ください。


